私が生まれ育ったのは福島県の双葉郡という片田舎
優秀な人がたくさんいるのに意識が腐っていた
部活動も中途半端だし、勉強も中途半端
ただ、先輩から後輩への指導名目のいびりが横行しているような
そんな偏狭な田舎町だった・・・
優秀な人は決まって同じような大学を受験していた
福島大学、茨城大学、埼玉大学、防衛大学、青山学院
上智大学を出ていた白髪頭の古文の先生は、
「君らが上智受けて受かりっこないけど・・・」が口癖だった
地理の先生は「ザマを見ろ」を英語で「LOOK AT ZAMA」と
言って、生徒を侮蔑していた
優秀なのに頑張ろうとしない周りの人
高みを目指すように指導しない教師
相当反発した
今に見てろよ
心の中で何度も何度も叫びつづけた
反骨心が難関と言われる早稲田大学に入学する原動力になった・・・
2年浪人して、17学部も早稲田を受けてしまった
何が言いたいのかいうと
どうせ自分なんか
家も農家だし、自分なんか頑張っても仕方ないし
と思っている優秀な人と
絶対見返してやる
今に見てろよ
と思っている優秀でない人
とでは、絶対、後者の方が伸びる
バカで運動神経が悪くても
意識は無限大だ
自分が不可能と思わない限り
不可能なんてありえない
意識は花を咲かせる
1998年から2010年まで旧司法試験の勉強をしていた
残念ながら旧司法試験は2010年で消滅してしまった
結果は伴わなかったが、飽きっぽい自分がよくも長い期間一つのことに打ち込めたと思う
司法試験の論文式試験で一度全国1位になったことがあった
そこでの採点者のコメントが「宝石をちりばめた文書」だった
いったいどんな文書じゃい!?と突っ込みたくもなるが、
そのコメントを見たら素直にうれしかった
文章を書く上で気を付けていること
誰が見てもわかるように書こうと思っている
全国で1位を取った答案もポイントポイントでキーワードをふんだんに盛り込んだ
議論も文章もそうだけど
やっぱりわかる人にはわかる
だとちょっと厳しいと思う
わからない人がわかるように文章を書く
説明をする
というのが、本当の文章力だと思う